ラッコキーワード無料プランで記事選定は回るのか|実際に使って詰まった工程

ラッコキーワード無料プラン検証の3ステップ。サジェスト取得は未登録でも177件確認できるが、検索数での絞り込みは有料プラン専用の壁に当たり、書く記事を決める判断材料は有料プランか買い切り型ツールで補う必要がある

「ラッコキーワードは無料でも使える」という話はよく見かけます。実際、登録すら不要でサジェストキーワードの一覧はすぐに出てきます。

ただ、ブログ記事のキーワード選定という一連の作業を、この無料の範囲だけで最後まで進められるかというと話は別です。

この記事では、実際に何も登録していない状態でラッコキーワードにアクセスし、「ブログ 副業」というキーワードで一連の選定作業(候補を広げる→検索数で絞り込む→書く記事を決める)を試しました。

どの工程まで無料で進められて、どこで具体的にどんな画面が出て止まるのかを、実際に見た表示のまま記録しています。

Index

サジェストキーワードは無料でどこまで拾えるか(実測177件)

ラッコキーワード無料プラン検証の3ステップ。サジェスト取得は未登録でも177件確認できるが、検索数での絞り込みは有料プラン専用の壁に当たり、書く記事を決める判断材料は有料プランか買い切り型ツールで補う必要がある

まず、登録なしの状態で「ブログ 副業」を検索してみました。結果は177件のサジェストキーワードがそのまま一覧表示され、ここに関しては特に制限を感じませんでした。

「ブログ 副業 始め方」「ブログ 副業 何を書く」「ブログ 副業 バレる」のように、検索エンジンが実際に提案している複合キーワードが、区分(+:直接のサジェスト、++:サジェストのサジェスト、+α:文字を足したときに出るサジェスト)付きでずらりと並びます。

候補を広げるだけなら、この時点でかなりの手応えがあります。問題は、この177件の中からどれを記事にするか決める段階です。

「月間検索数を見る」で止まる、実際の壁の形

177件並んだキーワードのうち、検索した本人(「ブログ 副業」そのもの)の行だけ、SEO難易度・月間検索数・CPC・競合性の欄が数値ではなく、次のような案内に置き換わっていました。

月額わずか660円で大幅に機能アップ!

詳細なデータは有料プランでご覧いただけます

これが、無料のまま検索数を確認しようとしたときに実際に出てくる壁です。

ページ上部には「月間検索数/SEO難易度等にブランクがある場合は、一括キーワード調査機能で最新データを取得できます」という案内もあったので、その一括キーワード調査機能のページに実際に進んでみました。すると、フリープランの欄には次のように表示されていました。

機能ご利用不可(有料プラン向け機能)

お知らせ
実際に確認した画面表示(検証日:2026年8月)
一括での検索数取得は、登録の有無に関わらずそもそも有料プラン専用の機能として切り分けられています。また、サジェストキーワード画面には「無料登録で利用回数増、コピー・CSV・JSON利用可能」という文言があり、コピーやCSV・JSONでの出力は登録すらしていない状態ではそもそも使えないことも確認できました。

ここでいったん、「無料登録すればどこまで変わるのか」を整理しておく必要があります。

無料登録すると何が変わるか、変わらないか

え、無料登録すれば検索数も見れるようになるんじゃないの? メールアドレス登録だけならタダだし。

Yuu

それが、無料登録で解放されるのは利用回数とコピー・CSV・JSON出力だけなんです。検索数とSEO難易度は登録の有無に関わらず有料プラン専用でした。下の表で実際の切り分けを見てください。

上の案内文言から、無料登録(メールアドレスだけの登録)によって解放されるものと、されないものを分けると次のようになります。

完全未登録無料登録(メールのみ)
サジェストキーワード一覧の閲覧できるできる
コピー・CSV・JSON出力できないできる
利用回数少ない増える
月間検索数・SEO難易度の取得できないできない(有料プラン専用)
一括キーワード調査できないできない(有料プラン専用)
無料登録で変わるもの・変わらないもの

無料登録は「見られる情報の種類」を増やすものではなく、「同じ情報をどれだけ・どんな形で持ち出せるか」を広げるものだ、という整理になります。

検索数という、記事化するキーワードを決めるうえで一番欲しい情報は、登録してもなお有料プランの範囲に残ります

なお、本記事の実機検証は登録なしの状態で行ったものです。無料登録後の挙動については、この後で扱う公式料金表の記載を根拠にしており、実際に登録して確認した結果ではありません。

関連キーワード・順位チェックなど周辺機能の無料上限

サジェストキーワード以外の機能についても、公式の料金プランページに無料プラン(フリー)の上限が明記されています。選定作業に関わりの深いものを抜き出すと、次のとおりです。

機能フリープランの上限有料プラン(エントリー〜スタンダード)
関連キーワード最大500件2,000〜25,000件
獲得キーワード調査(競合分析)最大50件800〜10,000件
よくある質問検索最大10件50〜1,000件
検索順位チェック1URL、1〜30位まで最大50URL、1〜100位まで
一括サイト調査利用不可10〜100URL

関連キーワードの500件という上限は、通常のブログ運営であれば1回の検索でそこまで到達することは少なく、実務上の制約になりにくい水準です。

一方で、検索順位チェックは1URLしか登録できず、自分のサイトと競合サイトを並べて追いかけるような使い方は最初から想定されていません。

週50クレジットで記事選定は何本分回せるか

無料プラン(フリー)はクレジット制で、割り当ては週50クレジット、毎週月曜0時にリセットされる仕様です。

有料の最安プラン(エントリー、月額660円)は月400クレジットなので、週あたりに換算すると無料よりかなり余裕があります。

注意
ここは今回の検証で確認できていません
1回のサジェストキーワード検索や関連キーワード検索が具体的に何クレジット消費するのかは、今回の検証時間内では確認できませんでした。週50クレジットという上限そのものは公式料金表に明記されている事実ですが、それが「1記事分のキーワード選定に足りるか」を数値で断定できるところまでは検証が及んでいません。今後の追加検証が必要な部分として留保しておきます。

無料のまま記事選定を1周できるか|できる工程とできない工程

ここまでの実測を、記事のキーワードを決めるまでの工程に当てはめて整理します。

無料で完結する工程 2
  • キーワード候補を広げる サジェストキーワードの取得。未登録でも177件
  • 複合キーワードのパターンを把握する +/++/+αの区分による分類
有料プランが必須になる工程 3
  • 検索数による絞り込み 候補が多すぎて、数字で優先順位をつけたいとき
  • SEO難易度の把握 上位表示の狙いやすさを事前に見積もりたいとき
  • CSVやコピーでの一覧管理 候補をスプレッドシートなどに持ち出したいとき

結論 候補を集めるところまでは無料で足りる。課金の判断が必要になるのは「集めた候補に優先順位をつける」工程から。

「無料では何もできない」わけではありません。候補を広げるだけなら実務として十分に機能します。

ただし、「このキーワードとこのキーワード、どちらを先に書くべきか」を検索数という根拠を持って判断したい段階になると、無料の範囲では材料が用意されていない、というのが実際に手を動かした結論です。

詰まった後の選択肢|月額課金か、買い切り型か

検索数の壁に当たったときの選択肢は、大きく2つあります。

ひとつは、月額660円のエントリープランから有料化する方法です。もうひとつは、月額課金ではなく買い切り型のツールに切り替える方法です。

継続的に更新されるデータベースを毎月使い続けたいなら月額課金が向きます。一方で「まとまった記事本数のキーワード選定を一度にやりたい」というような使い方であれば、都度の月額課金より買い切り型の方が向いている場合もあります。

買い切り型のキーワード選定ツールを実際に使った検証記事はこちらにまとめています。

無料のまま進められるか判断するチェックリスト

0 / 5 完了

まとめ|無料でできること・有料が必要なこと

ラッコキーワードは、登録すらしなくてもサジェストキーワードの一覧は十分な件数で取得できます。候補を広げる段階では無料のままで実務に使えます。

一方で、月間検索数・SEO難易度の取得、一括キーワード調査、CSV・JSON出力は、無料登録の有無に関わらず有料プランの範囲です。

関連キーワードや獲得キーワード調査などの周辺機能にも、フリープランには明確な上限が設定されています。

「候補を広げる」までは無料、「どれを書くか決める」には有料の材料が要るという線がどこにあるかを踏まえたうえで、月額課金か買い切り型かを選んでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

個人でWordPressブログを運営しています。WordPress歴7年。実際に契約・利用しているConoHa WINGとSWELLを中心に、ブログの開設、表示・編集環境の改善、SEO、アフィリエイト、AIを使った制作効率化を検証しています。

公式情報を確認するだけでなく、実機で試した結果、うまくいかなかった点、向かないケースも含めて共有します。読者が遠回りせず、自分のブログで次の一手を選べる情報を届けることが目標です。

Index