「AIを使えば、スライドなんて一瞬で作れる」。そう聞いて試したのに、うまくいかなかった。もし今そう感じているなら、あなたのセンスやスキルの問題ではありません。
多くの場合、原因は「使ったツールが、日本語で・個人が使う前提で作られていなかった」の一点に集約されます。
先に結論です。デザインが苦手な個人がスライド作成でつまずくときは、ツール選びを変えるだけで一気にラクになることが多いです。
とくに日本語の資料を作るなら、海外発の高機能ツールより、日本語ネイティブの生成AI「イルシル」のほうが、最初の1枚までのハードルが低い傾向があります。
この記事では、まず「なぜAIスライドが話題になったのか」を整理します。そのうえで、苦手な人がどこでつまずくのか、海外ツールの日本語での弱点も正直に書きます。
最後に、初心者がイルシルで最初の1枚を仕上げる手順を、つまづきポイントつきで解説します。
2026年、AIスライドが急に身近になった背景
Gammaや Google スライドのAI機能が広がった
2026年に入り、「AIでスライドを作る」発想はかなり一般的になりました。海外ではGammaのようなAIスライドツールが定番になり、Google スライドにもGeminiによる画像生成やスライド提案が組み込まれています。今は「とりあえずAIに下書きさせる」人が珍しくありません。
背景には、AIが「文章を書く」だけでなく「レイアウトを組む」ところまで踏み込んだことがあります。見出しを入れれば構成を提案し、合いそうな図やアイコンまで用意してくれる。
ツールの数も一気に増え、2026年の海外メディアではGammaの代替候補としてAlaiやPlus AI、SlideSpeakなどが比較記事に並んでいます。
でも「作れる」と「使える」は別問題
ただし「AIがスライドを作れる」ことと、「自分がそのまま使える」ことは、まったく別の話なんです。
たとえば海外ツールでAIに下書きさせると、英語圏のデザイン前提の横長レイアウトで出てきます。そこに日本語を流し込むと、文字がはみ出したり、行間が詰まって読みにくくなったり。結局「手直しに時間がかかって、自分で作ったほうが早かった」という結末になりがちです。
ツールが増えて選択肢は広がった一方で、「日本語で・個人が・そのまま使える」条件を満たすものは意外と限られている、というのが2026年のリアルだと思います。
デザインが苦手な個人がつまづく3つの壁(海外ツールの日本語の弱点)
多くの比較記事は「どのツールが高機能か」を軸にしますが、苦手な個人にとって本当に問題になるのは機能の多さではありません。「日本語で・ひとりで・最後まで作り切れるか」です。この視点で見ると、海外ツールには共通の弱点があります。
壁①:英語UIと日本語レイアウトの崩れ
1つ目の壁が、操作画面が英語であることと、日本語を入れたときのレイアウト崩れです。海外の高機能ツールはメニューやガイドが英語のままのものが多く、翻訳しながら操作するだけでも消耗します。
さらに厄介なのが、日本語を入れた瞬間の見た目の崩れです。英語は単語間にスペースが入り折り返しが自然ですが、日本語は文字が連続するため枠からはみ出しやすい。苦手な人は「どこをどう直せばいいのか分からない」状態で手が止まります。
壁②:無料枠の狭さと商用利用の不安
2つ目は、無料で試せる範囲が狭いことと、作った資料を仕事に使っていいのか分からない不安です。多くの海外ツールは無料プランだと作成数や書き出しに強い制限があり、「試しただけで終わる」ことが少なくありません。
見落とされがちなのが商用利用のルールです。副業の提案資料、セミナー登壇、社内勉強会など、個人がスライドを使う場面は仕事がらみが多いはず。英語の利用規約を読み込むのは骨が折れますし、判断を誤るとトラブルにもなりかねません。
3つ目の壁は、そもそも操作の全体像がつかめず、最初の1枚にたどり着けないことです。高機能なツールほど設定が多く、多機能さが初心者には逆に負担になります。最初から「日本語で・個人が使う前提」のツールを選んだほうが、結果的にずっと早いのが正直なところです。
「AIスライドは気になるけど、英語だと不安」という人こそ、日本発のスライド生成AI『イルシル』から試すのがおすすめです。日本語のテンプレートがそろっていて、見出しを入れるだけでスライドの形になります。
- 日本語ネイティブでレイアウトが崩れにくい
- 見出しを入れるだけでAIが構成を提案
- 無料のフリープランから試せる
日本語ネイティブの「イルシル」が苦手な人に向く理由
日本語前提のテンプレートで作られている
イルシルは、日本の会社が開発した日本語ネイティブのスライド生成AIです。テンプレートもフォントも、最初から日本語の資料を作る前提で用意されています。だから、さきほどの「日本語を入れたら崩れる」壁にぶつかりにくい。
使い方もシンプルです。テーマや見出しを入力すると、AIが構成とデザインを提案してくれます。あとは好きなデザインを選び、文章を微調整するだけ。「白紙から作る」のではなく「できているものを直す」形なので、苦手な人でも手が止まりにくいんです。
料金と無料枠(公式リンクで最新確認)
イルシルには無料のフリープランがあり、まず試したい人はここから始められます。公式サイトの案内によると、フリープランは作成できる資料の数に上限があり、外部への書き出し(ダウンロード)に制限があるとされています。本格的に使うなら、無制限に資料を作れる有料のパーソナルプラン(月額制)に進む形です。
料金プランや無料枠の条件は時期によって変わることがあります。最新の正確な情報は、必ずイルシル公式サイトで確認してください。商用利用についても、公式によると作成したスライドはビジネス用途で使える一方、テンプレートやイラストを無加工のまま配布・販売することはできない、といった条件があります。
〔イルシルで実際にスライドを作成してみた〕
イルシルでスライドを作成してみました。
今回は「WordPressの初期設定で導入すべきおすすめプラグイン3選と比較」
というテーマで資料を作成します。
プロンプトを入力しお任せ生成で実行します。
実際にイルシルで利用したプロンプト
以下の条件に従って、プレゼンテーション用スライドの構成とテキストを作成してください。
# プレゼンのテーマ
WordPressの初期設定で導入すべきおすすめプラグイン3選と比較
# ターゲット層
WordPressでブログを開設したばかりの初心者
# プレゼンの目的
各プラグインの役割とメリットを分かりやすく伝え、導入のハードルを下げること
# 必須で含めたいキーワード・内容
・セキュリティ対策
・SEO最適化
・表示速度の改善
・各プラグインの簡単な比較表(メリット・デメリット)
# トーン&マナー
専門用語は控えめにし、初心者にも親しみやすく分かりやすい表現を使用する。
# スライド枚数の目安
表紙を含めて5〜7枚程度生成中は現在どの処理をしているのかを確認することができます。
この時タブを閉じてしまうと処理がされなくなってしまうので注意です。
指示したプロンプトが短いのもありますが、40秒ほどでスライドが作成されました。
こちらが実際に作成されたスライドになります。
色の使い方、強調、デザインの配置などのバランスがとれており見やすい資料が作成できました。
Yuuたった数行のプロンプトだけで、ここまでクオリティの高いスライドを作れるのには驚きました。
具体的な利用用途を上げておきます。
| カテゴリ | 具体的な利用シーン | 用途・イルシルを使うメリット |
| SNS・コンテンツ制作 | YouTubeの解説用スライド | 動画の背景や図解として使用。動画編集ソフトでイチからテロップや図形を作るより、圧倒的に時短になる。 |
| X(Twitter) / Instagramの図解 | 複数枚のカルーセル投稿(スワイプして見る画像)の作成。デザインが統一されたインフォグラフィックを簡単に作れる。 | |
| TikTok / Shortsの縦型動画素材 | 縦型サイズで出力し、ショート動画の紙芝居的な背景画像として活用。 | |
| ブログ・noteの挿絵(図解) | 記事内の複雑な概念や比較表をスライド化し、画像としてエクスポートして記事の理解度を上げる。 | |
| 社外向けビジネス | 営業用の提案資料・ピッチ | 商談用のサービス紹介や提案書を作成。プロのデザイナーが作ったような見栄えになるため、説得力が上がる。 |
| 会社紹介スライド(採用・広報) | 採用活動や自社サイトに掲載する会社概要資料の作成。企業カラーに合わせた統一感のあるデザインが即座に作れる。 | |
| ウェビナーの投影資料 | オンラインセミナー用の資料。文字ばかりになりがちなスライドを、AIが適度に図解化してくれる。 | |
| ホワイトペーパー(お役立ち資料) | リード獲得(顧客情報収集)のために無料配布するPDF資料の作成。 | |
| 社内向けビジネス | 会議の企画書・報告書 | メモ書きや箇条書きのテキストを入力するだけでスライド化されるため、社内用の「体裁を整える時間」を極限まで削れる。 |
| 社内マニュアル・研修資料 | 業務フローやツールの使い方などを図解。テキストだけのマニュアルより視覚的に分かりやすくなる。 | |
| LT(ライトニングトーク)発表 | 社内のちょっとした発表会や朝礼での5分間プレゼンなど、サクッと見栄えの良い資料を作りたい時に最適。 | |
| 教育・学業 | セミナー・講義のレジュメ | 講師が受講者に配布する資料や投影スライドの作成。 |
| 学生の課題・研究発表 | 授業でのプレゼン資料。「デザインを整える作業」をAIに任せ、自分は「内容の推敲」に時間をかけられる。 | |
| 個人・その他 | ポートフォリオ・自己紹介 | クリエイターやフリーランスが、自身の経歴や実績をまとめたPDFを作成し、クライアントに送付する。 |
| イベントの企画書・しおり | 自治会の集まり、サークル活動、結婚式の二次会などの簡単な企画書や進行表の作成。 |
上司から急なプレゼン資料の作成を頼まれても、持ち帰りや徹夜での作業時間を大幅に削減できるため、忙しい会社員の方に特におすすめです!
イルシルで初めての1枚を仕上げるまでの手順
初めての1枚を仕上げるまでの流れを整理します。やることは大きく4つだけです。
公式サイトから無料で登録します。まずはフリープランで問題ありません。
「何について」「誰向けに」話す資料かを入れると、AIが構成を提案してくれます。
提案されたスライドから、好みのテンプレートを選びます。
AIが入れた文言を、自分の言葉に置き換えていきます。ここまでで全体の形が完成します。
初心者がつまづきやすいポイント
コツは、最初から完璧を目指さないこと。まずは全スライドをざっと埋めて「一周」させます。細かい調整は全体ができてからで十分です。
またAIの文章は「たたき台」。自分の体験や具体例を一言足すだけで、ぐっと伝わる資料になります。
1枚に要素を詰め込みすぎず「1スライド1メッセージ」を意識すると、デザインが崩れにくいです。
書き出しは無料プランだと制限があるとされているので、パワポやPDFで持ち出したい場合は対応プランを公式で確認しておきましょう。
海外AIスライドツールとイルシルの使い分け(独自の評価軸で比較)
海外ツールが全部ダメなわけではなく、目的による向き不向きがあるだけです。ここでは「機能の多さ」ではなく、デザインが苦手な個人の視点で整理します。軸は「日本語のまま崩れず作れるか」「英語が分からなくても操作できるか」「最初の1枚までの早さ」の3点です。
英語圏向けの凝ったデザインや、英語のプレゼンをそのまま作りたいなら海外ツールにも強みがあります。一方、日本語の資料を、苦手な人が短時間で仕上げたいなら、イルシルのような日本語ネイティブのツールが向いています。「機能の天井の高さ」で選ぶのか、「最初の1枚までの近さ」で選ぶのかの違いです。
よくある質問とまとめ
まとめます。2026年、AIでスライドを作ること自体は当たり前になりました。それでも「作れない」と感じるなら、多くの場合は使うツールが日本語・個人向けに合っていないだけです。デザインが苦手なら、まずは日本語ネイティブのイルシルで「最後まで作り切る」体験をしてみてください。
苦手でも日本語で最後まで作り切れる


